特別に調えた宴会場の向かい合った壁際にそれぞれビュッフェコーナーが設けられ、居並ぶパティシエさんたちに取り分けていただけます。もう一方にはフレッシュフルーツとドリンクのコーナーもあり、こちらではその場でフルーツをカットされていました。フルーツをミキサーにかけ、ジュースでいただくこともできます。当然ながらものすごく美味。コーヒーはエスプレッソ、カフェ・ラテなどを直接マシンを操作して作るようになっていました。
はっきり口直しのようなメニューはありません。
ケーキもデザートも、どれをとってもあまりにも素晴らしく、また濃厚で量も多いものが大半ですので、どうしても量は食べられません。本来ひとつひとつをじっくり味わっていただくべきものばかりですし、詰め込むのはもったいない、という気持ちで先に胸がいっぱいになってしまうせいもあるかもしれません。友人とシェアしてなるべく多くの種類を、と思ったのですが、ふだんよりもいただいた量は全然少なかったように思います。気に入ったものがあっても、リピートもままなりませんでした。
残念だったのは、ついつい「エルメ」のケーキに気がいってしまってなかなか「SATSUKI」他のケーキをいただけなかったことです。そちらもじゅうぶん以上にハイレベルでユニークなものがたくさんありましたのに。全体の人の流れもやはり「エルメ」に集中する雰囲気だったようです。お米や酢など、ところどころちょっと変わった素材をつかったものがありますので、苦手なものにあたると一層つらいことになってしまうかもしれませんね。気になるものは選ぶ際に、パティシエさんにお尋ねしてみると良いのではないでしょうか。
私が特に印象に残ったのは、「エルメ」ではホワイトチョコレートをつかった「アイヴォリエ(だったかな……)」、「エモーション」風のお米が入ったグラスデザート、そしてもちろん「ドゥ・ミルフィーユ」(「赤坂ツアー」のときにも書いていますが、フユティンをつかっているサクサク感がものすごく好みなのです)。その他世界のデザートでは温かい「アップルシュトゥルーデル」が、限界間近となった状況下でさえ、至福の味わいでした。
ぜひ毎年の恒例としてこれからも長く続けていただきたいビュッフェです。
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■ VISITED ON …… 2003/01 ■